**zakkaya 雑貨屋 孵 kaeru**

狸小路3丁目裏の雑居ビル5F アジアン.エスニックなshopです *雑貨屋 孵(かえる)*

初めての・・・

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昨日、友人に送る本を探しに古本屋に行って来た。

友人に送る本を探しに。

普通は「送る」ではなく「贈る」だが、今回は「送る」である。


海外に住む友人に送る荷物に入れるものだから。

あ、でも「贈る」でもあるのか?ま、いっか。


彼女のリクエストは山田詠美の「ぼくは勉強が出来ない」「風味絶佳」の2冊。

前者の「ぼく〜」は知っているけど後者の「風味〜」は、・・・知らない。

あぁ、読書を積極的にしないツケが回ってきたか。

いい年して情けないわ。とほほ。


で、ビデオ・DVDレンタル店内にひっそり残る古本コーナーで探した。

「ぼくは〜」はすぐに見つかったけど、無いのよ、もう一つが。

結構前から他の店(古本)でも探してるけど、無い!

本当に実在してるのか?と思ってしまうほど無い!

ま、古本で探してるのが悪いのは重々承知しているので、諦めて他に何か送るのにいい本はないかを探していると

目に付いたのが「贅沢な恋人たち」という有名作家8人の作品が収められている文庫本。

その8人の作家の中に彼女の好きな山田詠美北方謙三が入っている。

他の作家も有名な人だらけだからいいかな〜と思い購入した。


帰ってから送る前に・・・と思い、読んでみた。

最初から全部ではなく、何となく気に入った・気になった出だしやタイトルの物から。


8作中4作。気が付いてみると全て女性の作品ばかりだった。

そのうち二人は初めて読む作家。

その初めて読む作家の作品のひとつが私は気に入った。


いやぁ、ホント、恥ずかしながら森瑤子さんの作品は初めて読んだのです。


「東京ステーションホテル」


タイトルが気になり読んだが、何故タイトルが気になったか。


理由は簡単。

私が泊まってみたい宿ベスト10に入る所だから。


この話の中に出てくる「東京ステーションホテル」は外見通りに質素で品のある宿のようで、

ますます泊まりたい気持ちが高まりました。


20代の頃、東京に遊びに行っていた頃は、ツアーで良いホテルに安い金額で泊まれることを楽しんでいたけど、

会社員を辞めてから遊びに行くこともなくなり、東京に行く機会は仕事で仕方なく行く程度。

しかもいろんな余裕が無いから宿は以前のランクから転げ落ち、無難なビジネスホテルが私にとって最高になり・・・。

そんなだから忘れていたわ「東京ステーションホテル」の存在を。


森瑤子さんの話もちょっとうんざりしかかったところで、気持ちのいい展開に。

ラストは私好みな終わり方で、人生三十数年、やっと森瑤子さんに興味が出てきました。


だから「初めての森瑤子」の巻。


そして、本業の告知へ。


タイの古布シルクワンピースをupしたのです。

6/26の2点に続いて追加3点。

「ワンピース〜」と「large/〜」の2カテゴリに分かれてupしていますが

どちらにしても大きめなサイズのワンピースです。

横はもちろん縦にも長いので白人風な大柄な方にも喜んで頂ける1品だと思います。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~k-n-j/

是非覗いて見てください☆


もうすぐ満月。

そしてもうすぐ1年の内半分が終わります。

みなさんは何か考えるところがある??


私?


私は、あるけど、教えない。


って、訊いてないか(^^ゞ


写真は先日旭川で行われた「自衛隊祭り」の戦車。

パレードしてたので撮りました!

しかし、流石雪国・北海道。

白い戦車もありました。皆さん、ご存じでしたか????


では〜。


店主